「美しく死にたい」 脳腫瘍の英女性、豊胸手術でデミ・ムーアを目指す

担当医には「デミ・ムーアのように美しくしてほしい」と依頼したようだ。リサさんの結婚資金として母親のアンジェラさん(48)が蓄えてきた貯金を充てるという。悪性ではないものの位置が悪く、摘出手術は不可能と宣告されたという。それで彼女のようになるという夢をかなえ、その姿で死ぬことを決意しました」。そんなリサさんが整形手術を決心したのは今年1月のこと。

絶望したリサさんは、その後2度にわたり自殺未遂を起こしていた。手術費用の総額は4万ポンド(約550万円)。脳腫瘍(しゅよう)の摘出手術は不可能と診断された女性(29)が、あこがれのハリウッド女優デミ・ムーアのような外見を整形手術で手に入れて、残された人生を過ごすという一大決心をした。リサさんは3月上旬、脂肪吸引や豊胸手術、フェースリフトなどをロンドンの医療機関で受ける予定。残された人生がわずかだと知ったら…? 家族や友人、恋人との時間を大切にしたり、趣味を楽しんだり、形はさまざまであれ誰しも悔いのない余生を送りたいと思うのではないだろうか。

リサさんは語る。「デミ・ムーアのようになりたいといつも思っていました。でもわたしは美しく死にたいんです」。ロンドン郊外バーネットで暮らすリサ・コンネルさん。それが数か月なのか数年なのかは分かりません。

「こんなことをするわたしを変わり者って思う人もいるでしょうね。リサさんも思い残すことがないよう、自身にとって“正しい”と思える決断を下したことは間違いない。英デーリー・ミラー紙(電子版)が伝えた。27歳の時、ひどい頭痛などが続いたため病院で検査をしたところ、大きな髄膜腫(ずいまくしゅ)が脳の中心部に見つかった。体調が悪化したため検査を受けたリサさんは、腫瘍(しゅよう)が拡大したと告げられ、自分に残された時間はあまり長くないと感じたようだ。